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Jリーグ 1年前

禁断!? Jリーグで波紋を呼んだ歴代移籍5選。サポーターをざわつかせた男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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今夏、MFバスケス・バイロンが東京ヴェルディから優勝争いのライバルであるFC町田ゼルビアに移籍したことでサポーターを大いにざわつかせた。では、過去にはどのような衝撃の移籍があったのだろうか。今回は、Jリーグにおいて波紋を呼んだ移籍を5つ紹介する。


MF:山口蛍(やまぐち・ほたる)

セレッソ大阪からヴィッセル神戸に移籍した山口蛍
【写真:Getty Images】

生年月日:1990年10月6日
移籍先:セレッソ大阪→ヴィッセル神戸
移籍日:2019年1月


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 山口蛍は下部組織時代から過ごすセレッソ大阪で日本を代表するMFへと成長。2014年のブラジルワールドカップにも出場を果たした。その後、2016年に移籍したドイツのハノーファーでは怪我の影響もあって不完全燃焼に終わったものの、セレッソ復帰後は再びその実力を余すことなく発揮し、2018年のロシアW杯メンバーに選出。2大会ぶりのベスト16入りに貢献している。

 しかし、山口=セレッソというイメージが完全定着していた中、衝撃的な移籍が成立した。日本屈指の守備的MFは2019年、“バルセロナ化”を目指していたヴィッセル神戸に活躍の場を移したのだ。ハノーファーから復帰した際に「生涯セレッソ」を宣言していたが、それを結果として裏切る形となってしまい、桜色のサポーターに大きなショックを与えている。

 そんな山口にとって、神戸でのリーグデビューは奇しくも敵地でのセレッソ戦だった。スタメン発表時はもちろんのこと、山口がボールを触るたびに激しいブーイングが鳴り響くなど、ヤンマースタジアム長居は異様な雰囲気に包まれることになった。

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