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Jリーグ 1年前

解任ブーストの効果は? J1・J2成績上昇ランキング1〜8位。監督交代で劇的に変化したのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

3位:モンテディオ山形

2023シーズン途中からモンテディオ山形の監督を務める渡邉晋
【写真:Getty Images】


監督交代前リーグ戦成績:7試合2勝0分け5敗(勝ち点6)
監督交代後リーグ戦成績:21試合10勝2分け9敗(勝ち点32)
1試合平均勝ち点:0.86→1.52

 J2のモンテディオ山形は、4月2日にピーター・クラモフスキー監督との契約を解除し、コーチを務めていた渡邉晋が昇格した。

 クラモフスキー監督は2021年5月に山形の指揮官に就任。2022シーズンは6位でシーズンを終え、今季はJ2優勝を目標に掲げてスタートを切った。しかし、開幕2連勝のあとで5連敗と厳しいスタートになり、監督交代に踏みきっている。

 山形の監督交代は、ブーストという刺激よりも、チームの再構築だった。実際、監督交代後も山形は不振が続き、8連敗でクラブワースト記録を更新。しかし、4月22日の第11節・東京ヴェルディ戦では前節から先発を4人入れ替えて9試合ぶりの白星を手にすると、第16節の大分トリニータ戦から5連勝を飾っている。

 第7節という早い時期の決断により、山形は時間をかけて新しいチームに変えていったと言えそうだ。

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