パリ・サンジェルマン 最新ニュース
渦中のキリアン・エムバペ。レアル・マドリードが沈黙の理由は?
パリ・サンジェルマン(PSG)はフランス代表FWキリアン・エムバペの来夏フリー移籍を阻止するため、今夏売却に前向きだ。その一方で、レアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長はPSG側から連絡が来るのを待っていると、スペインメディア『ディフェンサ・セントラル』が報じている。
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エムバペの契約には延長オプションがついているが、同選手は行使しない意向をクラブに書簡で伝えた。それでもPSGは契約更新を望んだが、7月31日の期限までに同選手は考えを変えず。そのため、PSGは同選手の今夏売却に切り替え、サウジアラビア1部のアル・ヒラルから届いた移籍金3億ユーロ(約470億円)の超破格オファーに合意。しかし、同選手がアル・ヒラルとの話し合いを拒否している。
PSGはエムバペが唯一移籍を望むレアルからオファーを届くのを待っているが、まだ交渉は行われていない。同メディアによると、レアル側は同選手の売却が急務であることを知っており、できるだけ長くPSGにプレッシャーをかける狙いがあるようだ。ペレス会長の目標は、できるだけ安く同選手を獲得することだという。それだけでなく、同メディアは「ペレス会長の個人的な動機もある。それは、レアルからのオファーに応じなかった忘れもしない2021年の出来事を、PSGに思い出させることだ」と報じ、レアルが移籍金1億6000万ユーロ(当時で約208億円)のオファーを提示したものの、PSGに拒否されたことを理由として挙げている。
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