17位:横浜FC
監督:四方田修平
順位:16位
成績:勝ち点15(3勝/6分/12敗)
ルヴァン杯:グループステージ敗退
天皇杯:3回戦敗退
横浜FCは1年でJ1復帰を果たしたが、2年ぶりに戻ってきた舞台で苦しんだ。開幕から10試合勝利がなく、降格圏に沈んだ。それでもフォーメーションを変えて守備のタスクを見直したことで勝ち点を拾えるようになってきた。ただ、降格圏とは2ポイント差の勝ち点15と、予断が許されない状態に変わりはない。
15得点はリーグ最少で、得点力は小川航基が抜ける以前からの課題だ。3バックへの変更により大量失点を招く試合は減り、接戦に持ち込むことはできるようになった。劇的に改善するのは難しいかもしれない。ただ、苦しみながらも懸命に戦うことで、残留の望みをつないでいる。
酷暑の夏が残留争いを大きく左右することになるだろう。ヴィッセル神戸と横浜F・マリノスをホームに迎え、9月2日には名古屋グランパス戦も組まれている。上位陣に食らいつくことができれば、浮上のきっかけを掴むことができるかもしれない。