14位:アルビレックス新潟
監督:松橋力蔵
順位:14位
成績:勝ち点24(6勝/6分/9敗)
ルヴァン杯:グループステージ敗退
天皇杯:ラウンド16進出
6年ぶりのJ1でも、アルビレックス新潟はスタイルを貫いている。14位という順位だが、降格圏の最下位とは勝ち点差11となっており、よほど大きな連敗がなければ残留という最低限のミッションはクリアできる。ただ、まだ油断はできないといった状態だ。
前半戦はやはり伊藤涼太郎の働きが大きかった。自らのハットトリックで2点差をひっくり返した試合もあり、17試合7得点4アシストと圧倒的な数字も残した。その分、伊藤が抜けた穴は大きいとも予想できたが、移籍後は2勝1分1敗と健闘。4試合で3得点と攻撃力には陰りが見えるが、伊藤抜きでも勝ち点を拾えていることはポジティブに捉えられる。
伊藤の務めていたトップ下に入る三戸瞬介は、伊藤とは違った持ち味を発揮しながら、新たな新潟の攻撃を作り出そうとしている。ザスパクサツ群馬から加入した長倉幹樹も含めた攻撃陣が奮起すれば、今より上の順位でフィニッシュすることも可能だろう。