1位:横浜F・マリノス
監督:ケヴィン・マスカット
順位:2位
成績:勝ち点43(13勝/4分/4敗)
ルヴァン杯:準々決勝進出
天皇杯:3回戦敗退
昨季王者の横浜F・マリノスは、21節を終えた時点で2位につける。日本代表にも選ばれた角田涼太朗、サイドバックの小池龍太、小池裕太を長期離脱で欠くというアクシデントもあったが、チーム全体でカバーしている。首位ヴィッセル神戸との勝ち点差はわずか1。3位・名古屋グランパスとの差も4しかない混戦状態で、終盤戦の戦いを控えている。
得点ランキングトップを快走するアンデルソン・ロペス、中盤で頼もしい活躍を見せる渡辺皓太など、チームの骨格は固まりつつある。終盤戦で鍵を握るのは控えメンバーの活躍だろう。
天皇杯では控えメンバー中心で臨んだ3回戦でFC町田ゼルビアに完膚なきまでに打ちのめされた。ただ、海外クラブとの親善試合では、榊原慧悟や井上健太がアピールに成功しており、宮市亮もプレータイムを伸ばしている。人材不足の左サイドバックには加藤聖を加え、ブラジル人選手の起用が制限されるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)を見据えて韓国人MFナム・テヒを獲得している。ACLとYBCルヴァンカップも日程に組み込まれる終盤、リーグ戦を戦い抜くためには彼らの活躍が必要不可欠だ。
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