3位:ヴィッセル神戸
監督:吉田孝行
順位:1位
成績:勝ち点44(13勝/5分/3敗)
ルヴァン杯:グループステージ敗退
天皇杯:ラウンド16進出
2位・横浜F・マリノスと勝ち点1差の首位に立つヴィッセル神戸は、このままタイトル獲得へ突き進むことができるのだろうか。ここまでは大迫勇也を中心とした破壊力抜群の3トップや、齊藤未月と山口蛍のプレーが光る中盤などの活躍が目立つ。何より、故障者が続出する最終ラインは、酒井高徳のセンターバック起用など、くるしい台所事情の中でも、リーグ最少タイの17失点と素晴らしい数字を残している。
アンドレス・イニエスタ、セルジ・サンペール、ステファン・ムゴシャが次々に退団している。いずれにせよ層の厚さという課題を抱えており、外国籍選手を新たに獲得するとしたら、即戦力としての活躍が求められることは言うまでもない。
残すカップ戦が天皇杯のみで、上位4チームの中では最も日程には余裕がある。ただ、大迫ら替えの利かない選手が離脱するとなると、一気にチームのバランスが崩れるということもありうる。その点を加味してライバルの後塵を拝すという予想になっている。