5位:鹿島アントラーズ
監督:岩政大樹
順位:6位
成績:勝ち点33(9勝/6分/6敗)
ルヴァン杯:準々決勝進出
天皇杯:3回戦敗退
序盤戦で4連敗を喫して一時は15位まで順位を落としたが、2トップへの移行を契機に盛り返した。首位との勝ち点差は11で、優勝の可能性もまだ残す。2007年の逆転優勝の再現を狙いたいところだ。
夏の補強はピンポイントで、スカッドの整理を行った。キム・ミンテと染野唯月を期限付き移籍で放出し、スイスへ渡った常本圭吾の代わりに須貝英大を獲得した。これまでとベースは変わることなく、終盤戦に臨むことになりそうだ。
YBCルヴァンカップを残しているため、試合数は多くなるが、選手層の厚みがここにきて活きてくるだろう。垣田裕暉が復帰したことで、鈴木優磨の良さも活きる。ここに知念慶が復帰すればさらに破壊力は増すだろう。
残り13試合の中で、いうまでもなく直接対決がカギを握る。8月13日には名古屋グランパス、9月24日には横浜F・マリノス、10月21日にはヴィッセル神戸、同月28日には浦和レッズと対戦する。前半戦で1勝1分2敗と負け越した上位陣に勝ちを重ねることができれば、一気に優勝争いのダークホースに名乗り出ることになる。