6位:セレッソ大阪
監督:小菊昭雄
順位:5位
成績:勝ち点35(11勝/2分/8敗)
ルヴァン杯:グループステージ敗退
天皇杯:ラウンド16進出
スタートダッシュこそ失敗したものの、その後は着実に白星を重ねていき、セレッソ大阪は5位まで順位を上げた。特筆すべきは引き分けの少なさで、11勝のうち1点差勝利が7試合を数える。爆発的な得点力こそないものの、ゲームマネジメントに長ける小菊昭雄監督の采配で勝ち点を拾った試合も少なくない。
上位陣の中では最も移籍が活発になっている。今季リーグ戦で17試合に出場していた加藤陸次樹のサンフレッチェ広島移籍は痛手だが、J2で得点を量産中の渡邉りょうを獲得して穴埋めを行った。先月末に手術を行った清武弘嗣が不在の2列目には21歳の柴山昌也を大宮アルディージャから獲得している。
YBCルヴァンカップはグループステージで敗退しているため、上位陣と比較すると日程的には少しばかり余裕がある。首位との勝ち点差は9で、上位陣との直接対決もまだ残っている。難しいミッションであることは確かだが、新戦力がすぐにフィットすれば、追いつくのに不可能な数字ではない。