8位:ガンバ大阪
監督:ダニエル・ポヤトス
順位:13位
成績:勝ち点26(7勝/5分/9敗)
ルヴァン杯:準々決勝進出
天皇杯:2回戦敗退
低迷が続いていたガンバ大阪に、ようやく光が差し込んでいる。5連敗を喫して一時は最下位に転落していたが、第15節のアルビレックス新潟戦以降は負けなし。4連勝を含む6勝1分と調子を上げて中断期間に入った。
ダニエル・ポヤトス監督の志向するサッカーが、結果に結びついている。開幕当初はやりたいサッカーに固執するあまり、相手に狙われる場面が散見されたが、最近は相手や状況を見ながら柔軟に選択できるようになっている。ネタ・ラヴィ、ダワン、山本悠樹の中盤3枚が攻守に連動することで、前線に迫力が、最終ラインに安定感が生まれている。
ボールを動かしながら、素早いプレスで主導権を握るスタイルは、暑い夏こそ効果を発揮するのではないだろうか。幸か不幸か、天皇杯で敗退したことで、ミッドウィークの試合開催がほとんどなくなかった。残すは13試合だが、上位でシーズンを終えることも十分に予想できる。