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「レアルからの極めて低額かつ侮辱的なオファーに備える」エムバペ売却へ?PSGは為す術なしか

text by 編集部 photo by Getty Images

レアル・マドリード最新ニュース

PSGに所属するキリアン・エムバペ
【写真:Getty Images】



沈黙のレアル・マドリード、キリアン・エムバペの獲得へ動く?

 パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するフランス代表FWキリアン・エムバペは頑なに契約延長を拒んでいる。そのため、レアル・マドリードから非常に低額かつ侮辱的なオファーが届いたとしても、PSGが受け入れる可能性があると、フランスメディア『RMCスポーツ』が報じた。



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 契約期間が2024年6月までのエムバペに対し、PSGは契約更新を打診している。しかし、同選手は契約延長オプションを行使しない意向をクラブに書簡で伝え、来季以降はPSGに残る意思がないことを明らかにした。これに失望したPSGのナーセル・アル=ヘライフィー会長は、契約満了に伴って来年夏にフリー移籍することを許さない姿勢を見せ、契約延長と今夏移籍の選択肢だけをエムバペに与えて最後通牒を行った。契約延長に関しては、現地時間7月31日が期限となっている。

 PSGとしては、何の見返りもなしにエムバペを無料で放出することだけは避けたいところ。そのため、サウジアラビア1部のアル・ヒラルが提示した移籍金3億ユーロ(約470億円)の超破格オファーには、すぐに合意。売却に前向きだったが、エムバペは交渉を拒否し、契約が成立する可能性は限りなく低くなっている。

 同メディアによると、PSGはレアルからオファーが届くことに期待しているようだ。エムバペはレアルでプレーすることを望んでおり、以前から夢であることを仄めかしている。そのため、同メディアは「PSG、レアルからの極めて低額かつ侮辱的なオファーに備える」と伝え、エムバペの市場価値と比べて非常に低い移籍金でも受け入れる可能性があると報じた。これまでレアルは沈黙を保っているが、夏の移籍市場が閉まる前に動き出すかもしれない。

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【了】

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