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日本代表 1年前

14年ブラジルW杯、サッカー日本代表市場価値ランキング1~10位。当時のスター選手はいくら?

5位:内田篤人(背番号2)

ブラジルワールドカップに出場した内田篤人
【写真:Getty Images】


生年月日:1988年3月27日
日本代表成績:74試合2得点8アシスト
ブラジルワールドカップ成績:3試合0得点0アシスト
市場価値:600万ユーロ(約8億4000万円)
所属クラブ:シャルケ

 岡田武史監督の下で、2008年1月に日本代表デビューを飾った内田篤人は20歳にして定位置を確保し、5大会連続5回目となるワールドカップ出場に貢献した。しかし、本大会直前に岡田監督が守備重視の戦術に変更したことや体調不良もあり、南アフリカのピッチに立つことができなかった。

 その悔しさをバネに、内田は2010年夏に加入したシャルケで奮闘。スピードと豊富な運動を兼ね備えた圧倒的な走力と、積極果敢な攻撃参加を武器にアルベルト・ザッケローニ監督の下で不動の存在となり、4年越しでワールドカップのピッチに立った。

 しかし、内田のコンディションは万全ではなかった。本大会前の2014年2月に右膝裏の腱を損傷。手術は行わず、苦しいリハビリを乗り越えて何とか間に合わせたといった状態でグループリーグ全3試合にフル出場していた。

 同大会でグループリーグ敗退となった後、シャルケに戻った内田は14/15シーズンに自己最高の市場価値となる900万ユーロ(約12億6000万円)まで価値を高めた。だが、その後も右膝を負傷するなど怪我が相次ぎ、2015年3月以降は日本代表から遠ざかることに。ブラジルW杯は日本屈指のサイドバックにとって最後の代表での大舞台となった。

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