8位:酒井高徳(背番号3)
生年月日:1991年3月14日
日本代表成績:42試合0得点2アシスト
ブラジルワールドカップ成績:0試合0得点0アシスト
市場価値:350万ユーロ(約4億9000万円)
所属クラブ:シュトゥットガルト
2010年1月に日本代表に初招集された酒井高徳は、2010年に行われた南アフリカワールドカップにサポートメンバーとして帯同。その後は約2年間代表から遠ざかったが、2012年8月に代表復帰を果たすと、アルベルト・ザッケローニ監督の下で常連メンバーとなった。
強靭なフィジカルとスピードを兼ね備えた酒井は左右のサイドバックをこなすことができたが、当時のチームで不動の存在となっていたのは内田篤人と長友佑都の2人。歴代日本代表の中でもトップクラスの実力を誇った両選手の壁はかなり高く、ブラジルW杯ではピッチに立つことができないまま帰国することになってしまった。
その後に就任したハビエル・アギーレ監督の下では右サイドバックで定位置を確保していたが、これは長くは続かず。同監督はレアル・サラゴサを率いていた際に八百長に関与した疑いで現地の検察当局に告発され、これが受理されたため2015年2月に契約解除となった。その後、後任としてやってきたヴァイッド・ハリルホジッチ監督の下では再び控えに。また、14/15シーズン後半からはシュトゥットガルトでも定位置を奪われてしまい、市場価値はブラジルW杯から約1年で2億円も下落して200万ユーロ(約2億8000万円)となった。