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2014年に行われたブラジルワールドカップで日本代表は、グループリーグ敗退。アルベルト・ザッケローニ監督が率いた当時のチームは、本大会前の親善試合でベルギー代表を下すなど5連勝を飾っており、本大会での躍進が期待されていたが、1勝も挙げることができなかった。当時の日本代表のスターはどれくらいの価値を持っていたのか。2014年当時の市場価値トップ10を紹介する。(移籍金は『transfermarkt』参照。金額が並んだ場合はサイト準拠。)
10位:長谷部誠(背番号17)
生年月日:1984年1月18日
日本代表成績:114試合2得点10アシスト
ブラジルワールドカップ成績:3試合0得点0アシスト
市場価値:250万ユーロ(約3億5000万円)
所属クラブ:ニュルンベルク
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アルベルト・ザッケローニ監督の下でキャプテンを務め、ボランチで不動の存在となっていた長谷部誠は、ブラジルワールドカップを5ヶ月後に控えた2014年1月に右膝の半月板を負傷。本大会への出場が危ぶまれたが、同年5月10日に行われた13/14シーズンのブンデスリーガ最終節で実戦復帰を果たし、何とか日本代表メンバー23名に名を連ねた。
しかし、コンディションが万全とは言い難かっただろう。怪我から復帰した直後だったこともあり、ブラジルW杯直前に行われた親善試合2試合をベンチで終えることに。実戦で調整することができないまま本大会に臨むことになった長谷部は、グループリーグ全3試合に先発出場するも、フル出場したのは第3節のコロンビア代表戦のみだった。
ザッケローニが率いたチームで攻守の要となっていた長谷部がトップフォームでブラジルW杯に臨むことができていれば、結果は変わっていたかもしれない。第1節のコートジボワール代表戦では、長谷部がピッチを退いた後に相手に2得点を奪われて逆転負けを喫してしまった。日本代表にとっても、同選手にとっても悔いが残る大会となってしまった。