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日本代表 1年前

18年ロシアW杯、サッカー日本代表市場価値ランキング1~10位。当時のスター選手はいくら?

シリーズ:日本代表市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

4位:酒井宏樹(背番号19)

ロシアワールドカップに出場したサッカー日本代表の酒井宏樹
【写真:Getty Images】


生年月日:1990年4月12日
日本代表成績:74試合1得点12アシスト
ロシアワールドカップ成績:4試合0得点0アシスト
市場価値:600万ユーロ(約8億4000万円)
所属クラブ:マルセイユ(フランス)

 酒井宏樹にとってロシアワールドカップは自身の価値を高めた大会であり、悔しい気持ちが残った大会でもあった。

 当時28歳だった。2014年大会は内田篤人の控えだったため出番がなかったが、その後の4年間で大きく飛躍。ロシアワールドカップのアジア予選では出場停止の1試合を除く9試合に先発し、所属するマルセイユでは2017/18シーズンにレギュラーを務め、日本代表の不動の右サイドバックに成長している。

 ロシアワールドカップでは全試合にフル出場。安定した守備から迫力のある攻撃参加を見せ、本大会でも日本代表の武器になっていた。

 それでも、酒井には後悔もある。決勝トーナメント1回戦のベルギー代表戦だ。2-2で後半アディショナルタイムを迎えたゲームで、日本代表はCKのチャンスを得ると、人数をかけて勝負に出た。劣勢だったため、このセットプレーで決めたいという気持ちが前面に出てしまい、そこからカウンターを浴びたことで、いわゆる「ロストフの悲劇」になった。ゴール前に走り込んでいた酒井は懸命に戻ったが間に合わず。天を仰いだ。

 強敵ベルギー代表相手に一時は2点をリードしていた日本代表。ディフェンスだけの責任ではないとしても、守備陣は悔しい気持ちが残ったゲームだった。

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