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日本代表 1年前

18年ロシアW杯、サッカー日本代表市場価値ランキング1~10位。当時のスター選手はいくら?

シリーズ:日本代表市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

6位:乾貴士(背番号14)

ロシアワールドカップに出場したサッカー日本代表の乾貴士
【写真:Getty Images】


生年月日:1988年6月2日
日本代表成績:36試合6得点2アシスト
ロシアワールドカップ成績:4試合2得点1アシスト
市場価値:500万ユーロ(約7億円)
所属クラブ:ベティス(スペイン)

 ロシアワールドカップで決勝トーナメントに進んだ日本代表で最も輝いていた選手の一人が乾貴士だった。

 乾は2017/18シーズン、スペインのエイバルで充実したシーズンを過ごしたあと、フリートランスファーでベティス加入が決まった状態でワールドカップに臨んだ。左サイドのレギュラーだった乾は、初戦のコロンビア代表戦から見事なパフォーマンスを見せ、惜しいシュートを立て続けに放った。

 第2戦のセネガル代表戦では、1得点1アシストの大暴れ。それ以外にもクロスバーを叩く華麗なシュートも放って絶好調ぶりをアピールすると、決勝トーナメント1回戦のベルギー代表戦ではストンと落ちる無回転ミドルを決めている。

 乾は戦術の理解度も高く、チームのバランスを取りながら相手の脅威になった。セネガル代表戦は警告を受けているが、これは抜け出されたらピンチは避けられない場面での戦術的ファウル。このあたりの判断力も研ぎ澄まされていた。

 乾はヴァイッド・ハリルホジッチ監督体制で2018年に招集されておらず、ロシアワールドカップ行きが危ぶまれていたが、西野朗監督になって招集された。指揮官の決断にパフォーマンスで応えた。

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