2位:2010/11シーズン
【写真:Getty Images】
移籍金総額:1億8360万ユーロ(約257億円)
主な獲得選手
MF:ヤヤ・トゥーレ(移籍金:3000ユーロ/約42億円)
MF:ダビド・シルバ(移籍金:2875万ユーロ/約40.2億円)
MF:ジェームズ・ミルナー(移籍金:2200万ユーロ/約30.8億円)
2010/11シーズンのマンチェスター・シティは前シーズンの大型補強を上回る勢いで大物選手を獲得することに成功している。
ジョゼップ・グアルディオラ監督のもとでバルセロナを構想外となったMFヤヤ・トゥーレとバレンシアで台頭していたダビド・シルバを筆頭に、前シーズンにプレミアリーグ最優秀若手選手賞を受賞していたMFジェームズ・ミルナー、セリエAで頭角を現していたFWマリオ・バロテッリとDFアレクサンダル・コラロフらを夏の移籍市場で獲得。潤沢な資金を武器にさらに選手層を厚くした。
冬の移籍市場では2008/09シーズンにヴォルフスブルクのブンデスリーガ制覇の立役者となったFWエディン・ジェコを獲得。夏の移籍市場と冬の移籍市場合わせて当時のクラブ史上最高額である1億8360万ユーロ(約257億円)もの資金を移籍市場に投じた結果、35シーズンぶりにFAカップを制し、クラブ史上初のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得するなど、大型補強の成果が出た形となった。