1位:2017/18シーズン
移籍金総額:1億8648万ユーロ(約261億円)
主な獲得選手
DF:レオナルド・ボヌッチ(移籍金4200万ユーロ/約58.8億円)
DF:アンドレア・コンティ(移籍金2400万ユーロ/約33.6億円)
DF:マテオ・ムサッキオ(移籍金1800万ユーロ/約25.2億円)
FW:アンドレ・シウバ(移籍金3800万ユーロ/約53.2億円)
MF:ハカン・チャルハノール(移籍金2330万ユーロ/約32.6億円)
2017/18シーズンのミランは、新しいスタートと言わんばかりの豪快な金遣いだった。前シーズンの補強に投じた額が2956万ユーロ(約41.4億円)だったのに対し、このシーズンは1億8646万ユーロ(約261億円)を移籍市場に投じている。
補強の内容も豪華だ。ユベントスから新たなリーダーとしてレオナルド・ボヌッチを獲得したことは特に衝撃的だった。前線にはポルトで飛躍中だったアンドレ・シウバを迎えている。中盤にはブンデスリーガで評価を高めていたハカン・チャルハノールや、ラツィオの実力者ルーカス・ビリアを獲得した。右サイドバックにはアタランタでブレイク中だったアンドレア・コンティを獲得。さらに、マテオ・ムサッキオやリカルド・ロドリゲス、ニコラ・カリニッチといった即戦力でチームを刷新している。
長年ミランの会長を務めたシルヴィオ・ベルルスコーニは、2017年4月に中国人投資家のリー・ヨンホンにクラブを売却。オーナー変更に伴い、大型補強が実現した形だ。
この夏に獲得した選手のほとんどが、ファンに愛される存在になれずにミランを去っている。つまりこの大型補強は大失敗だった。それでも、何か変わると期待を集めた時期だったことは間違いない。
【関連記事】
23/24ACミラン予想スタメン全選手紹介&フォーメーション
クビ目前? ミランの放出候補5人
【了】