2位:中村俊輔(背番号10)
生年月日:1978年6月24日
日本代表成績:98試合24得点23アシスト
南フリカワールドカップ成績:1試合0得点0アシスト
市場価値:600万ユーロ(約8億4000万円)
所属クラブ:横浜F・マリノス
2006年ドイツワールドカップで日本代表の中心選手だった中村俊輔は、南アフリカワールドカップでも10番を背負ったが、ピッチに立ったのは第2戦のオランダ代表戦の27分間のみだった。
2002年日韓ワールドカップのメンバー落選をバネにドイツ大会で10番を背負った中村。そのときは中心選手だったものの、体調不良で完全燃焼はできなかった。南アフリカ大会は集大成になるはずだったが、大会直前の韓国代表戦で低調なパフォーマンスに終始すると、次のテストマッチでは起用されず。岡田武史監督は、大会直前で急きょ戦い方を変更し、中村はベンチを温めることになった。
ドイツワールドカップのあとセルティックでの活躍もあり、中村の市場価値は2008年に900万ユーロ(約12億6000万円)まで上昇したが、その後スペインのエスパニョールへ移籍して出場機会を失い急落。ワールドカップを前にした2010年2月に横浜F・マリノスに復帰を果たして巻き返しを図ったが、本来の状態に戻らないままワールドカップに臨むことになってしまった。