6位:長谷部誠(背番号17)
生年月日:1984年1月18日
日本代表成績:114試合2得点10アシスト
南フリカワールドカップ成績:4試合0得点0アシスト
市場価値:450万ユーロ(約6億3000万円)
所属クラブ:ヴォルフスブルク
日本代表を長年リーダーとしてけん引した長谷部誠が、最初に主将として立った大舞台が2010年の南アフリカワールドカップだった。
岡田武史監督は南アフリカワールドカップ直前にゲームキャプテンを変更。ベテランの中澤佑二から26歳の長谷部にバトンが渡され、全試合にキャプテンとして先発した。
2006年に日本代表デビューを飾った長谷部は、攻守の要としてすでに日本代表の主力だったが、そこにキャプテンとしての責任感もプラスに作用し、見事な活躍をしている。ワールドカップ直前のテストマッチでふるわなかった日本代表は期待値が低かったものの、本番では力を出し切ってグループステージを突破。長谷部は突然任された役割を完璧にこなした。
その後のキャリアで長谷部のリーダーシップは誰もが認めるところに。岡田監督以降の日本代表指揮官5人全員が長谷部にキャプテンマークを託したことが、その資質を物語っている。