8位:中村憲剛(背番号14)
生年月日:1980年10月31日
日本代表成績:68試合6得点17アシスト
南フリカワールドカップ成績:1試合0得点0アシスト
市場価値:400万ユーロ(約5億6000万円)
所属クラブ:川崎フロンターレ
中村憲剛は日本代表として68試合に出場したレジェンドだが、ワールドカップにはあまり縁がなかった。2010年大会の出場は決勝トーナメント1回戦のパラグアイ代表戦に途中出場しただけだ。
イビチャ・オシム監督体制の2006年に代表デビューを飾った中村はチームに定着した。しかし、2010年2月にあごの骨を折って離脱。約2カ月の離脱となった。大会までに復帰したものの、直前のテストマッチでも控え扱いとなっている。
パラグアイ代表との試合では途中出場で攻撃にリズムをつくり、短い時間で好印象を残した。だが、PK戦の末に日本代表は敗退。中村のワールドカップはわずか1試合で終わってしまった。
川崎フロンターレ一筋のキャリアだった中村。市場価値のピークはちょうどこの時期だった。29歳で迎えた大舞台でもっと戦いたかった気持ちはあるはずだ。