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最も大金を費やしたのは? “爆買い”移籍金支出ランキング1~10位。ダントツの大型補強は?

シリーズ:“爆買い”移籍金支出ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

3位:トッテナム(イングランド)

トッテナムに加入したジェームズ・マディソン
【写真:Getty Images】


総支出額:1億3630万ユーロ(約191億円)
最高額獲得選手:ジェームズ・マディソン(4630万ユーロ/約65億円)
その他の主な獲得選手:ペドロ・ポロ(4000万ユーロ/約56億円)、デヤン・クルゼフスキ(3000万ユーロ/約42億円)、グリエルモ・ヴィカーリオ(2000万ユーロ/約28億円)、マノル・ソロモン(フリー)

 昨シーズン途中にアントニオ・コンテ監督を解任し、プレミアリーグを8位で終えたトッテナムは昨季までセルティックを指揮したアンジェ・ポステコグルー監督を招聘した。新体制となった同クラブは、7月23日時点で1億3630万ユーロ(約191億円)を選手獲得に費やしているが、昨夏のように金額ほどのインパクトはない印象だ。

 トッテナムは、チャンピオンシップ(イングランド2部)へ降格となったレスターから移籍金4630万ユーロ(約65億円)でジェームズ・マディソンを獲得。今夏の退団が噂されている守護神のウーゴ・ロリスの代役には、イタリア代表に選出されている26歳GKのグリエルモ・ヴィカーリオを2000万ユーロ(約28億円)で獲得した。

 マディソンに次いで高額の4000万ユーロ(約56億円)で獲得したペドロ・ポロは2023年1月から、3000万ユーロ(約42億円)で獲得したデヤン・クルゼフスキは2022年1月からレンタルでトッテナムに在籍しており、今夏に完全移籍となった形だ。

 昨季からあまり顔ぶれは変わらず、ロリスに加えてハリー・ケインも退団が噂されているトッテナム。エースが残留となればこれ以上ない朗報だが、退団となれば代役の獲得にさらなる資金を費やすことになる。

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