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最も大金を費やしたのは? “爆買い”移籍金支出ランキング1~10位。ダントツの大型補強は?

シリーズ:“爆買い”移籍金支出ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

4位:レアル・マドリード(スペイン)

レアル・マドリードに加入したジュード・ベリンガム
【写真:Getty Images】


総支出額:1億2850万ユーロ(約180億円)
最高額獲得選手:ジュード・ベリンガム(1億300万ユーロ/約144億円)
その他の主な獲得選手:アルダ・ギュレル(2000万ユーロ/約28億円)、フラン・ガルシア(500万ユーロ/約7億円)、ホセル(50万ユーロ/約7000万円、レンタル)

 4位にランクインしたのは、レアル・マドリードだ。同クラブは今夏の移籍市場で1億2850万ユーロ(約180億円)を支出しているが、そのほとんどはルカ・モドリッチの後継者と目されるジュード・ベリンガムの獲得に費やしている。

 ベリンガムに対してレアルが支払った移籍金はなんと1億300万ユーロ(約144億円)。19歳ながら世界トップクラスの実力を誇り、ドルトムントとイングランド代表で不動の存在として凄まじい活躍を披露した同選手の獲得をマンチェスター・シティやリバプールなど多くのビッグクラブが画策していたが、レアルがこの争奪戦を制した。

 その他は、“トルコのメッシ”と呼ばれるアルダ・ギュレルを2000万ユーロ(約28億円)、レアルのカンテラ(下部組織)育ちで、2020年夏に加入したラージョ・バジェカーノで評価を高めたフラン・ガルシアを500万ユーロ(約7億円)で獲得し、ホセルに関してはエスパニョールに50万ユーロ(約7000万円)を支払ってレンタルという形で補強している。

 レアルは今年で38歳を迎えるモドリッチの後継者を獲得したが、今夏に退団したカリム・ベンゼマの後継者はまだ確保できていない。そのため今夏の移籍市場では、さらなる動きがあっても不思議ではない。

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