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最も大金を費やしたのは? “爆買い”移籍金支出ランキング1~10位。ダントツの大型補強は?

シリーズ:“爆買い”移籍金支出ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

5位:ライプツィヒ(ドイツ)

ライプツィヒに加入したロイス・オペンダ
【写真:Getty Images】


総支出額:1億2600万ユーロ(約176億円)
最高額獲得選手:ロイス・オペンダ(4300万ユーロ/約60億円)
その他の主な獲得選手:ベンヤミン・シェシュコ(2400万ユーロ/約34億円)、クリストフ・バウムガルトナー(2400万ユーロ/約34億円)、ニコラス・ザイヴァルト(2000万ユーロ/約28億円)、エル・シャダイル・ビチャーブ(1500万ユーロ/約21億円)

 ドイツのブンデスリーガからは、ライプツィヒが唯一ランクインした。同クラブは、フリー移籍とレンタル移籍を除いて7月23日時点で5選手を獲得しているが、ソボスライ・ドミニクとクリストファー・エンクンクの2選手を高額な移籍金で売却しているため、収支はプラスとなっている。

 チェルシーへ移籍したエンクンクの後継者としてやってきたのが、ベルギー代表FWのロイス・オペンダだ。ライプツィヒは昨季リーグ・アンで21得点をマークしたこの男に対して、クラブ史上最高額となる4300万ユーロ(約60億円)もの移籍金を支払って獲得している。

 その他は、ベンヤミン・シェシュコと、クリストフ・バウムガルトナーに2400万ユーロ(約34億円)で、ニコラス・ザイヴァルトには2000万ユーロ(約28億円)を費やしている。さらに、エル・シャダイル・ビチャーブを1500万ユーロ(約21億円)で獲得し、各ポジションの強化に成功している。

昨季ライプツィヒの攻撃を牽引したドミニクとエンクンクの退団は痛いが、獲得した選手の多くは伸び盛りで、ブレイクする可能性が大いにある。彼らが即戦力として活躍すればタイトルも視界を捉えるが、まだ10代や20代前半と若いため、将来的に今夏の移籍金以上の金額で売却できる可能性も高い。いずれにしても有意義な投資と言えるだろう。

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