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最も大金を費やしたのは? “爆買い”移籍金支出ランキング1~10位。ダントツの大型補強は?

シリーズ:“爆買い”移籍金支出ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

7位:マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)

マンチェスター・ユナイテッドに加入したメイソン・マウント
【写真:Getty Images】


総支出額:1億1670万ユーロ(約163億円)
最高額獲得選手:メイソン・マウント(6420万ユーロ/約90億円)
その他の主な獲得選手:アンドレ・オナナ(5250万ユーロ/約74億円)

 7位には、マンチェスター・ユナイテッドがランクインした。エリック・テン・ハフ監督を迎えてアントニーやカゼミーロらを獲得した昨季に続き、今夏も1億1670万ユーロ(約163億円)を投じて大型補強を行っている。

 注目は移籍金6420万ユーロ(約90億円)で獲得したメイソン・マウントだ。チェルシーとの契約延長交渉が難航した同選手にはリバプールやニューカッスル、さらにバイエルン・ミュンヘンといったビッグクラブが獲得に動いていると報じられていたが、マンUがこの獲得レースを制した。また、マウントは、昨年11月までクリスティアーノ・ロナウドがつけていた伝統の背番号「7」を継承することが決まっている。

 そして、今夏に契約満了により退団となったダビド・デ・ヘアの後継者として白羽の矢が立ったのが、アンドレ・オナナだ。昨季、インテルでコッパ・イタリア(国内カップ)優勝と13季ぶりのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準優勝貢献した27歳GKを5250万ユーロ(約74億円)で獲得している。

 守護神の代役を確保し、さらにプレミアリーグ屈指のMF獲得に成功したマンUの選手層は、同リーグ内でも随一。両選手が上手くチームにフィットすることができれば、12/13シーズン以来のプレミアリーグ制覇も十分に狙えるだろう。

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