1位:アーセナル(イングランド)
総支出額:2億3160万ユーロ(約324億円)
最高額獲得選手:デクラン・ライス(1億1660万ユーロ/約163億円)
その他の主な獲得選手:カイ・ハフェルツ(7500万ユーロ/約105億円)、ユリエン・ティンバー(4000万ユーロ/約56億円)
7月23日時点の今夏の移籍市場で、選手獲得に最も資金を費やしているのは、アーセナルだ。2位のパリ・サンジェルマン(PSG)に約100億円以上の差をつけ、ダントツの1位となっている。
昨季ガブリエウ・ジェズスやオレクサンドル・ジンチェンコら多くの選手を獲得し、プレミアリーグ制覇にあと1歩まで迫った同クラブは、今夏に多額の資金を費やして大型補強を決行している。
昨季は、ウィリアン・サリバやトーマス・パーティ、そしてジェズスらが負傷した際に選手層の薄さが顕著に現れた。そこで、今夏にデクラン・ライスに1億1660万ユーロ(約163億円)、カイ・ハフェルツに7500万ユーロ(約105億円)、そしてユリエン・ティンバーには4000万ユーロ(約56億円)を費やし、補強が必要なポジションに世界トップクラスの実力を持つ選手たちを連れてきた。
既存の戦力に加え、新加入の3選手が期待通りの活躍を見せることができれば、今季もアーセナルは間違いなく優勝争いに食い込んでくる。果たして、ミケル・アルテタ政権5年目を迎える同クラブは長いトンネルを抜けだし、03/04シーズン以来となるプレミアリーグ制覇を成し遂げられるか。
【了】