4位:中田英寿(背番号7)
生年月日:1977年1月22日
日本代表成績:77試合11得点4アシスト
ドイツワールドカップ成績:3試合
市場価値:350万ユーロ(約4億9000万円)
所属クラブ:ボルトン(イングランド)
中田英寿がサッカー選手として最後の勇姿を見せたのがドイツワールドカップだった。日本サッカー史のレジェンドは、この大会を最後に現役生活を終えている。
中田は1998年のフランスワールドカップで注目を集めて、その夏にセリエAのペルージャへ移籍。その後、ローマ、パルマ、ボローニャ、フィオレンティーナとイタリアのクラブを渡り歩き、2005/06シーズンにイングランドのボルトンへ移った。
ジーコジャパンではチーム内で孤立していたとも言われる。それでも不動のレギュラーとしてピッチに立ち続け、ドイツワールドカップでも3試合に出場した。グループステージ最終戦のブラジル代表戦を終えたあと、ピッチで仰向けになる姿は、多くの人の記憶に残っていることだろう。
中田は、ワールドカップで世界への扉を開き、ワールドカップで長いサッカー選手としてのキャリアを終えた。ワールドカップの酸いも甘いもかみ分けた選手だ。