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2006年ドイツワールドカップは、日本代表にとって苦い記憶が強い大会だった。グループステージで1勝もできずに敗退が決まっている。日本代表のスターはどれくらいの価値を持っていたのか。2006年当時の市場価値トップ10を紹介する。(移籍金は『transfermarkt』参照。金額が並んだ場合はサイト準拠。)
10位:楢崎正剛(背番号1)
生年月日:1976年4月15日
日本代表成績:77試合75失点
ドイツワールドカップ成績:出場なし
市場価値:180万ユーロ(約2億5200万円)
所属クラブ:名古屋グランパス
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楢崎正剛はワールドカップに1998年から4大会連続で参加しているが、ドイツワールドカップでは出番がなかった。それでも実績は十分で、当時の市場価値は180万ユーロ(約2億5200万円)となっている。
1998年2月にA代表デビューを飾った楢崎は、2002年日韓ワールドカップで正GKの座をつかんだ。その後もしばらくは定位置を維持していたものの、2004年のアジアカップで川口能活にポジションを奪われる形になり、ドイツワールドカップでもベンチを温め続けた。
自身が守っていたゴールをライバルに譲るのはストレスのかかること。実際、楢崎はのちのインタビューで、数少ない出番でアピールしようと燃えていたと語っている。ただ、わずかな機会で1つしかないGKのレギュラーが変わることはほとんどないもの。ドイツ大会ではゴールを守れなかった。
それでも楢崎が2010年の代表引退まで必要とされたのは、ドイツワールドカップで控えGKに求められるものを理解したからとも言えるはずだ。