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Jリーグ 1年前

最高額は誰だ? Jリーグ市場価値ランキング16~20位。浦和レッズで苦戦する外国人FWとは?

シリーズ:Jリーガー市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

17位:中谷進之介(名古屋グランパス)

名古屋グランパスに所属する中谷進之介
【写真:Getty Images】


生年月日:1996年3月24日
市場価値:130万ユーロ(約1.8億円)
2023リーグ戦成績:21試合1得点1アシスト

 17位は、堅守を誇る名古屋グランパスのディフェンスリーダーである中谷進之介だ。2018年にやってきた同選手は、加入直後から不動の地位を確立。ディフェンスラインを統率し、2021シーズンにはJリーグ最多となる9試合連続無失点と、最長となる連続無失点823分の記録樹立に大きく貢献した。

 中谷はドリブルを仕掛けてくる相手とボールの間に体を入れるのがかなり上手く、1対1の対人守備ではJリーグ屈指の強さを誇る。さらに、高い危機察知能力を活かしたカバーリングでピンチを防ぎ、バイタルエリアでパスを受けた相手に対しては積極的にプレスをかけてボールを奪うなど、1人で広範囲を守ることができる。またパススキルが高く、最終ラインから前線の味方へ通す鋭い縦パスは見事だ。

 2021年に日本代表に初選出されるなど、名古屋グランパスで評価を高めた中谷は2022年1月に自己最高の市場価値となる130万ユーロ(約1.8億円)を記録し、約2年半維持している。今季もここまでJ1リーグ戦でフルタイム出場し、トップパフォーマンスを披露し続けているこの男は、ここからさらに価値を高めることができるか。 

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