3位:エンゴロ・カンテ(元フランス代表)
生年月日:1991年3月29日
推定年俸:8620万ポンド(約138億円)
所属クラブ:アル・イテハド
エンゴロ・カンテは2022/23シーズンでチェルシーとの契約が満了となり、新天地にアル・イテハドを選んだ。年俸は8620万ポンド(約138億円)と伝えられている。
カンテは2015/16シーズンにレスター・シティのプレミアリーグ制覇に貢献したあと、チェルシーでも活躍。中盤の汗かき役として攻守に奔走してチームを支えた。2022/23シーズンはケガに泣いて出場機会が増えなかったものの、貢献度の高さは明らかだ。
そんなカンテは、質素な生活を送っていたことでも有名だ。スーパーカーを乗り回す仲間が少なくない環境にいながら、愛車はミニクーパー。2015年にレスターと契約した際に購入した思い入れのある車を乗り続けた。昨年も、アントニオ・リュディガーが車の買い換えを再三勧めたが断られたというエピソードが出ている。
その質素なカンテが、なぜ高額年俸でサウジアラビアへ行ったのか。この点は多くの人にとって疑問だっただろう。カンテはこの夏、ベルギーの3部クラブを買収。財政難に苦しむクラブに救いの手を差し伸べている。これまでもそうだったように、カンテの人柄は年俸がいくらになっても変わらないようだ。