2位:バルセロナ
【写真:Getty Images】
総市場価値:8億7050万ユーロ(約1218億円)
2位には昨季のラ・リーガ王者バルセロナがランクインした。
今夏にセルヒオ・ブスケツとジョルディ・アルバが退団するなど世代交代を図っており、その中でチームの平均年齢はリーグで4番目に若い25.4歳と一定の効果が出ていると言える。その一方で、イルカイ・ギュンドアンやイニゴ・マルティネスといった経験豊富なベテランも補強しており、段階的に若いチームを成長させようという狙いが見える。
そんなバルセロナで最も市場価値が高いのが1億ユーロ(約140億円)を叩き出したペドリである。チーム内2位が9000万ユーロ(約126億円)のガビで、7500万ユーロ(約105億円)のフレンキー・デ・ヨングが3位と続く。この中盤のクオリティは世界トップクラスと言えるだろう。
先述した通り、バルセロナは平均年齢が若いこともあり、対照的に主力のベテラン化が進む3位のアトレティコ・マドリードを3億ユーロ(約420億円)以上も上回っている。選手一人あたりの平均も両チームで約2倍の差があり、トップ2とそれ以下の戦力差が如実に開いているのが現在のラ・リーガの現状と言えるだろう。