4位:レアル・ソシエダ
【写真:Getty Images】
総市場価値:3億6330万ユーロ(約508億円)
4位には日本代表MF久保建英が所属するレアル・ソシエダがランクインした。
アスレティック・ビルバオと同じくバスク地方に本拠地を構えるラ・レアルは、クラブのカンテラ(下部組織)から多くの有望株を輩出している。4000万ユーロ(約56億円)の価値があるミケル・オヤルサバルとマルティン・スビメンディ、3500万ユーロ(約49億円)のロビン・ル・ノルマンはいずれもカンテラ出身の選手だ。
そんな彼らを抑えてトップの市場価値を叩き出したのが、5000万ユーロ(約70億円)のミケル・メリノだ。彼もオサスナのカンテラ出身とバスク地方出身の選手である。昨季チームMVPを獲得した久保建英は、現在2500万ユーロ(約35億円)と、他の主力選手と比較するとやや安価ではあるが、加入時の市場価値が750万ユーロ(約10.5億円)だったことを踏まえれば、高騰していることがわかるだろう。久保やジョン・パチェコら若手がさらに成長をすれば、トップ3の牙城を崩せるかもしれない。