5位:ビジャレアル
【写真:Getty Images】
総市場価値:2億4780万ユーロ(約346億円)
5位には昨季途中にウナイ・エメリ監督が引き抜かれながらも、キケ・セティエン新監督のもとで5位フィニッシュを果たしたビジャレアルがランクインした。
今夏に4500万ユーロ(約63億円)のパウ・トーレス、3000万ユーロ(約42億円)のニコラス・ジャクソンが引き抜かれたことで、大幅な戦力ダウンと市場価格ダウンを余儀なくされてしまった。他にも、昨季後半戦に覚醒したサミュエル・チュクウェゼにも移籍の可能性があるなど、主力選手の放出の噂が絶えない。
そんな苦しい状況でチームトップの市場価値を叩き出したのが、生え抜きのスペイン代表FWジェレミー・ピノだ。4000万ユーロ(約56億円)はチーム内でダントツの1位である。同じく生え抜きのアレックス・バエナの市場価値も高騰中など、若手選手の台頭は好材料と言えるだろう。ただ、先述した通り、主力選手の相次ぐ退団による戦力ダウンは否めない。先日行われたザンクト・ガレン(昨季スイスリーグで6位)とのプレシーズンマッチでは、まさかの1-6の大敗を喫した。新シーズンに向けて大きな不安を残している。