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キリアン・エムバペ、契約延長か今夏移籍以外は許されない?
パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・エムバペは、契約延長か今夏移籍の決断を下さない場合、一年間ベンチとなる可能性がある。冗談のような話だが、マルコ・ヴェッラッティの元代理人であるドナート・ディ・カンプリ氏は、その可能性は十分にあると断言した。ポーランドメディア『スポーツ』が報じている。
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これまでPSGとエムバペは良好な関係を築いてきたが、同選手が契約延長オプションを行使しない意向をクラブに書簡で伝えたことで事態が急変。来季以降はPSGに残る意思がないことを明らかにしたエムバペに対し、PSGのナーセル・アル=ヘライフィー会長が期限を設け、契約更新か今夏移籍の選択肢を突きつけ、最後通牒を行なった。選手に強硬な姿勢を見せているPSGだが、このようなことは初めてではないという。
ドナート・ディ・カンプリ氏は、ヴェッラッティがバルセロナへの移籍を希望したものの、大失敗に終わったことに言及し「PSGは常に脅迫的だ。ヴェッラッティと私がバルセロナへ行くことを決めたが、ナーセル・アル=ヘライフィーは気に入らなかったようだ。その計画を実行するつもりなら、ヴェッラッティに私を解雇させるとまで言った。そして、それは実際に起こった。ヴェッラッティは認めたくないだろうけど、彼が怖がっていたのは確かだよ。ヴェッラッティがPSGに来た日から、彼は刑務所にいた。PSGに反抗すれば、問題は個人的なものになる。彼らはお金のことしか考えておらず、魂のないクラブだ。PSGは選手を退団させないし、ナーセル・アル=ヘライフィーはお金で何でも買えると思っている。彼らはお金があれば世界を征服できると信じている。しかし、それは不可能だ」と語っている。また、去就が注目されるエムバペについては「彼が優位に立っているように見えるが、私の経験上、PSGはあらゆる手段を使って自分たちの主張を押し付けてくる」と述べた。
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