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最高額のクラブは? プレミアリーグ市場価値ランキング1~10位。世界最強のチームを抑えたのは?

シリーズ:クラブ市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

9位:ブライトン

ボーンマス戦で決勝ゴールを決めた三笘薫を祝うブライトンのイレブン

【写真:Getty Images】


総市場価値:4億6205万ユーロ(約646億円)

 9位には日本代表FW三笘薫が所属しているブライトンがランクインを果たした。

 10位のブレントフォードと同じく「育てて売る」を実践しているクラブで、こちらも元プロポーカーのトニー・ブルーム氏がオーナーを務めている。ブレントフォードとの違いは国外へのスカウト網の広さで、近年は現在クラブ内1位の7500万ユーロ(約105億円)を叩き出しているモイセス・カイセドや今夏にリバプールへと移籍したアレクシス・マクアリスターら南米産のヒットが多い。

 今夏にもカイセド退団の噂があるが、それでも続々とタレントが出てくるのがブライトンの特徴で、昨夏に引き抜かれたマルク・ククレジャとイヴ・ビスマの代わりとなる選手たちも続々と出てきた。2200万ユーロ(約30.8億円)を叩き出したフリオ・エンシソや1200万ユーロ(約16.8億円)のファクンド・ブオナノッテのような期待の10代の若手選手も多く、選手が引き抜かれても致命傷とならないのがこのクラブの育成の上手さを象徴している。

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