5位:山根視来(川崎フロンターレ)
生年月日:1993年12月22日
市場価値:160万ユーロ(約2.2億円)
2023リーグ戦成績:20試合1得点0アシスト
川崎フロンターレの山根視来は、やや評価を落としている。今年1月に170万ユーロ(約2.4億円)だった市場価値は160万ユーロ(約2.2億円)となり、減少傾向に転じた。
これは29歳という年齢からくる減少だけとは言い切れない。実際、カタールワールドカップを終えてから山根のパフォーマンスはやや精彩を欠いている印象で、今季のアシストはここまでゼロ。2022シーズンが3得点4アシスト、2021シーズンが2得点12アシストだったことを考えると、今季の1得点0アシストが物足りなく見えるのは仕方がないことだろう。
それでも、今月15日のJ1リーグ第21節では上位の横浜F・マリノスに完封勝利。山根は無失点の守備に大きく貢献していた。日本代表のポジションを懸けた新たな戦いが始まっているだけに、再びアピールをしていきたいところだ。
2020シーズンから3年連続でJリーグベストイレブンに選出されている山根。これからもリーグ最強右サイドバックの座を維持できるだろうか。