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キリアン・エムバペ、来年夏のフリー移籍を希望しているが…

　パリ・サンジェルマン（PSG）に所属するフランス代表FWキリアン・エムバペは、同クラブのナーセル・アル＝ヘライフィー会長から、契約延長と今夏移籍の二択を迫られている。しかし、頑なに来年夏のフリー移籍を希望した場合、一年間チームメンバーから外されるかもしれない。ポーランドメディア『スポーツ』が報じている。

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　エムバペの契約は2024年7月に終了するため、PSGは契約延長を打診している。しかし、同選手は契約延長オプションを行使しない意向をクラブに書簡で伝え、来季以降はPSGに残る意思がないことを明言した。この決断に失望したナーセル・アル＝ヘライフィー会長は、期限を設けてエムバペに契約延長と今夏移籍の二択を突きつけ最後通牒を行った。これに強制力はないものの、あらゆる形でエムバペに対して大きなプレッシャーを与えているとされる。

　同メディアによると、ナーセル・アル＝ヘライフィー会長が現地時間18日に行われるPSGのトレーニングに訪れ、エムバペと会談する予定だという。そして、同メディアは「意見の相違が生じた場合、PSGがエムバペをチームメンバーから外す決定を強制する可能性がある。このようにして、クラブは選手に対してさらにプレッシャーをかけることになるだろう」と伝え、エムバペの出場機会を制限することもあり得ると予想した。