MF:小原基樹(水戸ホーリーホック)
【写真:Getty Images】
生年月日:2000年3月9日(23歳)
レンタル元:サンフレッチェ広島
今季リーグ戦成績:24試合4得点2アシスト
2000年生まれの小原基樹は、2022シーズンに東海学園大学から愛媛FCに加入。ルーキーイヤーながら背番号10を身につけ、J3リーグ30試合の出場で4得点6アシストをマークした。その活躍や将来性を評価されたか、同シーズン終了後にサンフレッチェ広島へとステップアップ。2023シーズンは期限付き移籍という形で水戸ホーリーホックでプレーしている。
全国からドリブラーが集まる聖和学園の出身ということもあり、小原はドリブルに絶対的な自信を持っている選手だ。身長170cmと小柄な分、俊敏性に優れており、細かなタッチも駆使しながら対峙したDFを着実に無力化している。今季ここまでのリーグ戦におけるドリブル成功数はチーム内ダントツの42回を数えており、主戦場とする左サイドから違いを作り続けている。
とくにカットインの鋭さは非凡で、今季は第15節の栃木SC戦、第20節のジェフユナイテッド千葉戦と似たような中への切り込みからゴールを奪っていた。昨季はJ3、そして今季はJ2で存在感を放つ小原。来季は自身初のJ1挑戦となるだろうか。