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今どこに? 消えた「〇〇のメッシ」10人。期待に押しつぶされたかつて天才と呼ばれた男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

MF:ディエゴ・ライネス(メキシコ)


【写真:Getty Images】


生年月日:2000年6月9日
現所属:ティグレス(メキシコ)

 母国の名門クラブ・アメリカで16歳よりトップチームの一員としてプレーしていたディエゴ・ライネスは、その体格やプレースタイルから「メキシコのメッシ」と呼ばれ、18年9月には18歳の若さでA代表デビューも飾った。

 この期待を背負い、19年1月に1400万ユーロ(約19.6億円)の移籍金でレアル・ベティスに引き抜かれたライネスは、マヌエル・ペジェグリーニ監督により積極的に起用された。ところが定位置定着とはならず、2022/23シーズン前半戦はポルトガルのブラガへとローン移籍で放出された。

 しかし、ポルトガルでも出場機会を掴めなかった「メキシコのメッシ」は、23年冬に母国復帰を決断。1年間のローン移籍でティグレスと契約した。しかし、現在に至るまでの23試合で1ゴールも決められないなどトップフォームからは程遠いパフォーマンスに終始しており、現在行われているゴールドカップでもほとんど出場機会を得ることができていない。

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