FW:イ・スンウ(韓国)
【写真:Getty Images】
生年月日:1998年1月6日
現所属:水原FC(韓国)
11年よりバルセロナのカンテラ(下部組織)で育成されたイ・スンウは、近い世代の久保建英らとともに注目を集め、「韓国のメッシ」とも呼ばれた。
そんな彼の知名度が一躍上がったのが、16年のU-16アジア選手権(現U-17アジアカップ)での日本代表戦だろう。50mもの距離をドリブルで独走して日本代表からゴールを決めてみせたのだ。メッシを彷彿とさせる独走ドリブル弾に衝撃を覚えた人も多かったのではないだろうか。
しかし、その後バルセロナのトップチームに昇格することはできず、17年夏にエラス・ヴェローナへと完全移籍。セリエAで結果を残せなかった韓国代表FWは、19年夏にシント=トロイデンに加入するも、ベルギーの地でも不完全燃焼に終わった。22年1月に現在も所属する水原FCと契約すると、1年目から13ゴールを決める大活躍を披露。特別な才能の持ち主であることを、改めて国内のファンに証明した。