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今どこに? 消えた「〇〇のメッシ」10人。期待に押しつぶされたかつて天才と呼ばれた男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

FW:ヨアンニス・フェトファツィディス(ギリシャ)


【写真:Getty Images】


生年月日:1990年12月21日
現所属:APOELニコシア(キプロス)

 少年時代にホルモン治療を受けたという境遇に“本家”と共通点を持つヨアンニス・フェトファツィディスは、18歳の若さでオリンピアコスのトップチームデビューを飾った。

 「ギリシャのメッシ」とも呼ばれた右WGは、その後セリエAへと活躍の場を移し、ジェノアとキエーボでプレー。2014年に行われたブラジルワールドカップのメンバーにも名を連ね、日本代表との一戦でも先発に名を連ねていた。

 その後は15年夏から18年夏までサウジアラビア、20年10月から23年冬までカタールのチームに所属するなどアジアでもプレー。そして昨季後半戦はセリエBのSPALと半年契約を結んでいた。今夏にフリーとなったフェトファツィディスは、キプロスの強豪APOELニコシアと新たに2年契約を結んでいる。

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