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「Jリーグ→海外」最高額は? 日本人移籍金ランキング1~10位。古巣に大金をもたらした選手は?

シリーズ:日本人移籍金ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

3位:三笘薫(みとま・かおる)


【写真:Getty Images】


生年月日:1997年5月20日
移籍先:川崎フロンターレ→ブライトン(イングランド)
移籍日:2021年8月10日
移籍金:300万ユーロ(約4.2億円)

 三笘薫は2021年夏に300万ユーロ(約4.2億円)の移籍金でブライトンへ移籍した。三笘にとってもブライトンにとっても、理想的なステップとなっている。

 三笘はブライトンへの移籍が決まった直後、ベルギーのユニオン・サン=ジロワーズへのレンタルが発表された。ベルギーで試合に出ながらヨーロッパへの適応を進めて1年後にブライトンに復帰。2022/23シーズンの活躍は誰もが知るところとなっている。

 ブライトンのダン・アシュワースTD(テクニカルディレクター)は2021年に三笘をレンタルに出した際、「彼の成長の一環として、そしてヨーロッパのサッカーに慣れてもらうためのレンタル。我々がしばらく注目してきた選手で、ベルギーでどのような進歩を見せるか楽しみ」と語っていたが、まさに期待どおりの成長を遂げた格好となっている。

 Jリーグからのヨーロッパへの移籍に限らず、遠い異国への移籍は適応がうまくいくかがフタを開けてみなければ分からないところがある。有望な若手確保という意味も含めて、三笘のように一度レンタルを挟むケースはこれからさらに増えていくかもしれない。

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