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「Jリーグ→海外」最高額は? 日本人移籍金ランキング1~10位。古巣に大金をもたらした選手は?

シリーズ:日本人移籍金ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

5位:武藤嘉紀(むとう・よしのり)


【写真:Getty Images】


生年月日:1992年7月15日
移籍先:FC東京→マインツ(ドイツ)
移籍日:2015年7月1日
移籍金:280万ユーロ(約3.9億円)

 武藤嘉紀は2015年夏にFC東京からマインツへ移籍したが、もっと高額になっていてもおかしくなかった。

 慶応大学在学中からFC東京の特別指定選手だった武藤は、2014年に日本代表デビューを果たした。2015年春頃にはチェルシーからの関心も頻繁に報じられたが、本人がマインツへの移籍を決断。当時チェルシー以外にも複数クラブが武藤の獲得に動いていたが、その中で最も低い条件だったとされるマインツへ行くことになった。

 ドイツでは上々のスタートを切った。第3節ハノーファー戦で2ゴールを決めると、シーズン前半戦で7ゴール4アシストと活躍。シーズン後半戦はケガで離脱となってしまったが、2018年夏に移籍金1070万ユーロ(約15億円)でニューカッスルへ移籍していることからも分かるとおり、ドイツで評価を高めた。

 ニューカッスル移籍後はなかなか結果が出なかった武藤だが、欧州挑戦の一歩目は確かな結果を残したと言えそうだ。

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