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「Jリーグ→海外」最高額は? 日本人移籍金ランキング1~10位。古巣に大金をもたらした選手は?

シリーズ:日本人移籍金ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

6位:鈴木隆行(すずき・たかゆき)


【写真:Getty Images】


生年月日:1976年6月5日
移籍先:鹿島アントラーズ→レッドスター(セルビア)
移籍日:2006年1月28日
移籍金:250万ユーロ(約3.5億円)

 鈴木隆行は何度もJリーグから海外へ渡った元日本代表FWで、もっとも大きな金銭が動いたのが2006年のレッドスター移籍だった。

 鹿島アントラーズから期限付き移籍でCFZ(ブラジル)やヘンク(ベルギー)でのプレーを経験してきた鈴木。日本代表として日韓ワールドカップでもプレーしたストライカーは、2006年1月に完全移籍でセルビアへ移った。

 シーズン途中の加入だった鈴木は、リーグ戦6試合に出たものの、右サイドでの起用がメインだったことも影響して無得点に終わった。それでも国内カップ戦の準決勝では2ゴールを挙げて爪痕を残している。

 だが、2006年夏にドゥシャン・バイエビッチ監督が就任すると、鈴木は構想外に。ほとんどベンチ入りすらさせてもらえず、2007年1月に横浜F・マリノスへ移籍して日本に戻ってきた。

 鈴木はバイエビッチ監督にほとんど見てもらえなかったと言われており、この移籍は鈴木にとってもレッドスターにとっても良いものにならなかったが、監督交代は不運なところがあったかもしれない。

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