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「Jリーグ→海外」最高額は? 日本人移籍金ランキング1~10位。古巣に大金をもたらした選手は?

シリーズ:日本人移籍金ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

8位:堂安律(どうあん・りつ)


【写真:Getty Images】


生年月日:1998年6月16日
移籍先:ガンバ大阪→フローニンゲン(オランダ)
移籍日:2018年7月1日(レンタルは2017年7月1日から)
移籍金:170万ユーロ(約2.4億円)

 19歳でJリーグからヨーロッパへ渡った堂安律は、どんどん市場価値を高めている。フローニンゲンとしても大きなビジネスができたはずだ。

 ガンバ大阪の下部組織で育った堂安は、2017年5月に行われたU-20ワールドカップで4試合に出て3ゴールを記録。この活躍に目をつけたフローニンゲンがまずはレンタルで獲得した。オランダ1年目で9得点4アシストの大活躍を見せると、同じフローニンゲンで育った元オランダ代表アリエン・ロッベンと比較されることが増え、2018年夏に完全移籍に切り替わっている。

 2019年には移籍金750万ユーロ(約10.5億円)でPSVに移った堂安。その後は思うようにプレーできない時期もあったが、2022/23シーズンはフライブルクで5ゴール6アシストを記録して中心選手として活躍している。

『transfermarkt』の最新の市場価値は1800万ユーロ(約25.2億円)まで上昇している堂安。10代の頃から前面に出し続けているギラギラ感が失われる気配はなく、まだまだ進化を続けてくれそうだ。

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