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「Jリーグ→海外」最高額は? 日本人移籍金ランキング1~10位。古巣に大金をもたらした選手は?

シリーズ:日本人移籍金ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

9位:長友佑都(ながとも・ゆうと)


【写真:Getty Images】


生年月日:1986年9月12日
移籍先:FC東京→チェゼーナ(イタリア)
移籍日:2010年7月14日
移籍金:160万ユーロ(約2.2億円)

 長友佑都の海外移籍は、全ての関係者を大いに満足させる取引になった。

 2010年南アフリカワールドカップで活躍した長友は、同年夏にチェゼーナへ移籍。日本通で知られるマッシモ・フィッカデンティ監督のもとですぐにレギュラーポジションを獲得すると、その半年後には世界的な名門であるインテルへ電撃移籍した。

 チェゼーナは長友の獲得に160万ユーロ(約2.2億円)を投じた。その長友を獲得するため、インテルは650万ユーロ(約9.1億円)を使っている。半年の在籍で7億円近くの利益になったチェゼーナにとっては大成功。また、2018年まで長友を戦力としていたインテルにとっても、“お買い得”だったことは明らかだ。

 日本人の真面目さでピッチを駆け回り、ラテンの血が入っているのではないかと思わせるほどの陽気さで周囲から愛された長友。海外移籍が成功したのは、当然だったのかもしれない。

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