1位:古橋亨梧(ふるはし・きょうご)
生年月日:1995年1月20日
移籍先:ヴィッセル神戸→セルティック(スコットランド)
移籍日:2021年7月19日
移籍金:540万ユーロ(約7.6億円)
Jリーグから海外クラブへの移籍で史上最も大きな額が動いたのは、古橋亨梧だ。セルティックからヴィッセル神戸に540万ユーロ(約7.6億円)の移籍金が支払われた。
Jリーグからの異例の高額補強だったものの、セルティックには確信があったはずだ。2021年6月にスコットランドの強豪は横浜F・マリノスを率いていたアンジェ・ポステコグルー監督を引き抜いている。その新指揮官の希望で古橋の移籍が実現した。
古橋はヨーロッパ1年目でケガによる離脱がありながらもリーグ戦20試合で12ゴールを記録すると、翌22/23シーズンは36試合で27ゴールを挙げてリーグ得点王に。さらに、スコットランド・プレミアシップ年間最優秀選手賞を受賞するなど、大きく評価を高めている。
『transfermarkt』での古橋の市場価値は1400万ユーロ(約19.6億円)まで上昇。今夏はポステコグルー監督を追ってトッテナムへ行くのではないかとの噂も出ている。古橋がセルティックをジャンプ台としてさらに飛躍を果たせば、Jリーグからの掘り出し物を探そうとする欧州のクラブが増えていくかもしれない。
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