マンチェスター・ユナイテッド最新ニュース
そのクラブに全てを捧げて、引退後もサポーターから熱烈な支持を受けるレジェンドと呼ばれる選手もいれば、それに対してサポーターから歓迎をされない「嫌われた選手」もいる。今回は、様々な理由からマンチェスター・ユナイテッドで嫌われた5人の選手を紹介する。
FW:カルロス・テベス(現役引退)
生年月日:1984年2月5日
マンチェスター・ユナイテッド通算成績:99試合34得点14アシスト
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米『ブリーチャー・レポート』が2011年に集計した「マンチェスター・ユナイテッドサポーターが嫌いな選手トップ10」で不名誉の1位に輝いたのがカルロス・テベスだ。このアルゼンチン人ストライカーはウェストハムからのローン移籍で2007/08シーズンから2シーズン赤い悪魔のユニフォームを着てプレーした。
ウェイン・ルーニー、クリスティアーノ・ロナウドらとの強力攻撃陣の破壊力は抜群で、在籍した2シーズン両方でプレミアリーグを制覇。2007/08シーズンにはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝を経験している。こうした貢献度の高さからユナイテッドはテベスを完全移籍で獲得すべく、5年契約のオファーを出していたそうだ。
しかし、テベスはUAE資本が入った宿敵マンチェスター・シティへの移籍を決断。そしてシティが44年ぶりにイングランドのトップリーグを制した2011/12シーズンの優勝パレードにてテベスはとある問題行動に出る。
「RIP Fergie(ファーガソン監督よ、安らかに眠れ)」というボードを掲げたのだ。これは2009年にサー・アレックス・ファーガソンが「自分が生きている間はシティに負けることはない」とインタビューで答えたことに対する皮肉であり、マンチェスター・シティも正式にファーガソンに対して謝罪の声明を発表する事態へと発展した。宿敵への移籍に、挑発…。これだけサポーターを裏切れば、嫌われるのは当然だろう。