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ブレイク候補!? マンチェスター・ユナイテッドの逸材5人。クラブの未来を背負う若き才能たち

シリーズ:クラブの未来を背負う若き才能たち text by 編集部 photo by Getty Images

FW:アマド・ディアロ(コートジボワール代表)


【写真:Getty Images】


生年月日:2002年7月11日
トップチーム通算成績:9試合1得点1アシスト
市場価値:1800万ユーロ(約25.2億円)

 アマド・ディアロはブレイクのときが待たれる期待の若手FWだ。2021年1月にアタランタから獲得した同選手は、経験を積んでいるところである。

 ディアロは2021年1月に2130万ユーロ(約30億円)の移籍金でユナイテッドが獲得した注目株。2022/23シーズンはレンタル先のサンダーランドで公式戦43試合に出場し、14ゴール4アシストを記録した。

 サンダーランドでディアロを指導したトニー・モウブレイ監督は「ユナイテッドはきっと彼に満足している。次のステップは夏のアメリカツアーに連れて行くことだろうし、そうなると私は思っている。監督もアマドのプレーをチェックしていることだろう」と4月に述べていた。

 ディアロはサンダーランドで主に右ウイングを担当していたが、センターフォワードやトップ下もこなせる万能プレーヤー。左足のFKは精度も威力も十分だ。ユナイテッドは予算の都合上、今夏の移籍市場で前線補強まで手が回らない可能性が伝えられており、複数ポジションをこなせるディアロを残すという選択肢もありそうだ。

 ただ、成長著しいディアロをベンチに置いておくのは将来に向けた損失にもなりかねない。夏のトレーニングの様子をみてからクラブが判断を下すことになりそうだ。ユナイテッドが再びレンタルに出すことを選んだ場合、ディアロは再びサンダーランドへ行くことを望んでいるとも言われている。

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