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近年ではキリアン・ムバッペやアーリング・ハーランドを筆頭に、10代から活躍する選手は決して珍しくない。既にトップチームで頭角を現し、世界中に認知されている選手もいるが、これから出てくる逸材も数多くいる。ここでは、近い将来に頭角を現す可能性が高い若手選手をピックアップ。今回はアーセナルの将来を担う逸材5人を紹介する。(ポジションは主に所属クラブのもの、市場価値は『transfermarkt』を参考、通算成績は公式戦に限る)。
MF:イーサン・ヌワネリ(U-17イングランド代表)
生年月日:2007年3月21日(16歳)
トップチーム通算成績:1試合0得点0アシスト
市場価値:不明
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アーセナルが生んだ神童、イーサン・ヌワネリは9歳でアーセナルの下部組織に加入した。同選手の才能は素晴らしく、14歳の時には既にU-18でプレーしていたという。さらに、昨季はプレミアリーグ第8節のブレントフォード戦に15歳181日で出場してトップチームデビューを果たし、現在リバプールに在籍するハーヴェイ・エリオットの16歳30日を抜いてプレミアリーグ史上最年少記録を樹立した。
攻撃的なMFであるヌワネリはスピードを活かした推進力抜群のドリブル、相手を翻弄する華麗なテクニック、左足から繰り出される強烈なシュートに相手DF網の穴を突く鋭いパスと、MFに必要な全ての能力を兼ね備えている。華麗なプレースタイルで見る者を魅了するこの男は、昨季プレーしたU-18やU-21のカテゴリー内では既に別格の存在だ。
先述した記録を樹立したブレントフォード戦後、英紙『THE SUN』によるとグラニト・ジャカはヌワネリを「彼と他の選手には大きな違いがある。彼はとても特別なんだ」と称賛したという。
アーセナルの将来を担うことを期待されているこの神童は、現在行われているドイツでのプレシーズンに帯同している。プレシーズン中にミケル・アルテタ監督にアピールすることができれば、来季からトップチームに定着してブレイクする可能性は十分にあり得るだろう。